ADHDには危機感がいい?!

ADHDには「危機感」がいい!?

まぁ、危機感を持ったところでなんですけれども、無いよりはマシかなと個人的には思います。
私は、後でやろう…とか、今更やるのはもう遅い…とか、何かと理由をつけて後回しにしたり、やらなかったりする癖がありました(今でもあります笑)

20代は謎の自信というか、どうにかなるだろう、いづれ出来るようになるだろうの精神が強すぎて、あまり深く考えていませんでした。
能天気、楽天的、現実逃避、宗教的妄想とも言えますが、信じるものは救われるという安易な考えが、僕の成長を止めていたのかもしれません。
親が宗教家ということもあり、精神統一やら瞑想やら、心の汚れが取れれば頭が良くなると親から信じ込まされていたので、「俺が頭が悪いのは汚れているからなんだ!」と本気で思っていたことがありました。

このときまでは「危機感」というものは一切なく、むしろ、第3者からすれば理解しがたい内容、現実逃避的に物事を考えての言動を繰り返していました。
例えるなら、頭が良くなりたいと思っていながら、勉強をせずに、魂のレベルをあげようと感謝ノートを書いたり、頭が良い自分を想像して眠りにつくと本当に頭が良くなる、という感じです。

今思うと、こんなものでは頭が良くなるはずもなく、素直に勉強をしていればと後悔しています。(勉強できる頭があれば、中卒なんてことはないんですけどね笑)
これが20代後半まで続くのは、今考えても恐ろしいことです。

僕の人生複雑なんで、話が大きく反れるので<中略>します。
ワードだけで説明すれば「宗教、虐待、高齢出産」です。

不幸中の幸いなことといえば、
・自分のコミュ障が途中で変わってコミュ力が改善したのと、
・昔から疑問を持ったら答えがわかるまで追求する性格だったことと、
・人柄の良さが周囲の人々の怒りを和らげていた(ただの天然バカだと思われていた)のではないかと思っています。

タイトルの「危機感」を持ち始めたのは、30歳に入ってからです。徐々に抱くようになっていきました。それまでは「信じる者は救われる精神」で生きていたのですが、自分の目標であった30歳までには彼女ができるだろう。結婚するだろう。子供を作るだろう。自分の店を持つだろう……

しかし、現実はそんな甘いものではないんですね。
とある女性に、はっきり物を言う女性にいろいろ言われたことがあるんです。

彼女欲しいのにおしゃれしないとかありえない。
そんなおじさん臭い格好でデートするなんて信じられない。
彼女欲しいのに痩せる努力しないなんてありえない。
なんで行動せずに彼女ができると思うの?草食系どころじゃないよ。井戸だよ。
お店持ちたいのに経営の勉強しないのはなんで?知識ないのにどうやってお店経営するの?
子供がほしいって言う前に、自分のその幼い精神を大人にしたら?

散々なことを言われました。

行動せずして夢叶う、という親の教えが崩壊したことが私の人生を大きく変え、「危機感」を呼び覚ましてくれた張本人でした。

だが、こんなことを言われたときの私は、なかなかのクズでした。
「お前に俺の何がわかる、俺の価値が分からないようじゃ、まだまだだな」と。

自分に酔っていたことがわかる文面ですね。
愚かでした。反省してます。今では感謝です。
あのときのSちゃん。ありがとう。
君に現実を突きつけられて目を覚ましていなければ、今も俺は君のことを恨んでいたと思う。

ここから私はミリ単位で変わり始めます。そうミリなんです。カタツムリのスピードでしか変われないのです。

現実を突きつけられてから、徐々に自分の中で、徐々に感情の変化が現れました。

このままでいいのか?
ーまだ大丈夫。
このままではマズイのでは?
ーまあ何とかなるさ。
この調子で生きていていいのか?
ーとりあえずゲームしよう。
このままで居たらこのままじゃないのか?
ーこのままだったら……このままか……

この時、無意識に自分の過去を振り返って考えました。
確かにそうだなと、何もしてこなかったから今の自分がいる。
つまり、このまま何もしなかったら何も起こらないし何も変わらない……

人生で初めて不安と焦りを感じました。

日常生活で困っていることは何か?
部屋の片付けはこれでいいのか?
食器・洗濯の洗い忘れはよくないか?
買い物で計算がうまくできないけど、このままでいいのか?

仕事で困っていることはなにか?
仕事覚えが悪いのを放置していいのか?
数え間違いするのをそのままにしてていいのか?
忘れがちで怒られてばっかりだけどこのままでいいのか?
勘違いしやすいが改善方法はないのか?

彼女がほしいけどどうすれば?
太っているから痩せるべきか?
筋トレすべきか?
お洒落を学ばないといけないか?

などなど、現状に対する疑問が心に不安を宿し、危機感へと変わっていきました。

片付けは面倒だ――なら要らない物を捨てて、片付けなくてもいい環境を作ればいい!
食器の洗いは面倒だ――使う食器の数を減らせばいい!
洗濯をまた洗い忘れた――ドラム式洗濯機に変えて乾燥まですれば放置プレイできる!
日用品の買い物の計算苦手――1万円までなら良しとしよう!(今では5000円。感覚で計算できるようになりました)

仕事に関しては、
もの覚えが悪い――マイクロソフト365で仕事の流れを文書化して、それをクラウドに入れていつでもスマホで読めるようにしたら、仕事がやりやすくなりました。
もの覚えが悪いはこの方法しかありません。

忘れがちは……諦めましょう!無理です!記憶が持ちません!
今日だって、バス定期券を更新しようと家を出たら定期券を忘れたので、自宅に戻って定期券を持ったら、今度は財布を忘れて支払いできないという、大馬鹿をやらかしました。

コレなんなんでしょうね?
出かける前はバス定期券と財布が必要と頭の中に入っているのに、出るときには持ったはずが、トイレに行くかなんかで無意識にどこかに置いて、そのまま家を出る。途中で気づけばまだ良い方ですが、現場に到着してから気づくのは、本当に死にたくなりますよね。
これが頻繁に起こるもんだから困ったもんです。
日常生活であれば、誰にも怒られないし、やり直しが利く(*利かないこともある)ので、まぁいいやもういいやで違うことをやるんですけど、仕事でコレはなぁ……ツラい。

ちなみにですが仕事は飲食店です!(ドヤァ!)

ーえっ!ADHDなのに飲食店で働いてるの!?ー

こうツッコまれそうですね笑

後悔しかありませんよ。目指す夢を間違えました。何度も泣きました。
けど、自分には飲食店以外の経験がなく、学歴というか頭もないので、転職できない縛りに苦しんでいます。
障害者雇用でなんとかなっている感じです。

とまぁ、発達障害に環境要因が加わったという複雑な私なんですが、(性格的なものもあるかもしれませんが)自分を変えたのはこの「危機感」でした。
とはいえ「じゃあその危機感とやらで、お前は変われたのか?」と聞かれたら、
「気づけるようにはなった」
としか答えられないのが現状ですね。

「生きることに意味はないが、生きているからこそ、生きる意味を見出だせる。
我々は人よりも長い時間をかけて学習する生き物である

前向きに考えて生きていこう。」

長くなったので今日はここまでにしときます。
また後日書きますね。

忘れなければ笑

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